「排ガス処理の方式や製品を選びきれない」「相見積もりや営業攻勢が面倒」という方のために、排ガス処理に関する課題をトータルで任せられる企業「ハイポテック」を紹介します。スクラバーをはじめとする排ガス処理装置を、フルカスタマイズで設計・製造するので、自社のニーズに合った対応が可能です。
ハイポテックは顧客の要望に合わせて、オリジナルの排ガス処理装置を製作します。 一からフルカスタマイズで設計を行うことで、既製品では難しい、多数の薬品が含まれる排ガスや、耐食性に注意を要する排ガス等にも対応することが可能。 全国の協力会社や高性能な製品を取り使う海外ベンダーとも連携し、各社の強みを活かしたエンジニアリングを行うことで、各社に適した排ガス処理装置を提供しています。
ハイポテックでは、ステンレスやチタン、ハステロイなどの金属系、FRPやPFA、PVDFなどの樹脂系での幅広い機器製作を行なっているため、排ガスの条件に適した材質を採用することができます。また、スクラバーなどの排ガス処理装置本体だけでなく、充填物やサポートグリッド、散水部品などの内部部品の材質も併せて耐食材料で対応可能。腐食、臭気、白煙発生等、多くの工場が抱えている課題や要望に応じた最適なソリューションを提案・実現します。
ハイポテックは、各種工場や実験室等から排出されるガスだけでなく、VOC、煤塵、ミスト、白煙などをまとめてトータル的に処理するシステムを提案します。対象物質除去ごとに装置計画する必要が無く、初期費用を抑える事に繋がるだけでなく、設置エリアも小さくすることが可能。また、機器の設計・販売のみならず、納入後の定期点検やメンテナンスまで一貫して対応します。
排ガス処理は、除害すべき物質や対応方法によって、適した装置が変わってきます。そんな時に会社や排ガス処理装置をどう選べばいいのか、具体例と共に解説します。
ハイポテックのスクラバーは、一般的なHCl、HBr、HF、SO2、NH3や、Br2(臭素)、Cl2(塩素)などの吸収効率の悪く、かつ腐食性の強いハロゲン化物質の除害なども対応可能です。 様々な耐食材料での対応が可能なだけでなく、高性能な内部部品を採用しており、確実な性能達成ができる設計を行います。
触媒酸化装置CATOXは、多岐に渡る業種の排ガスに含まれる有機成分(VOC)を高性能な触媒上で酸化し、二酸化炭素と水に分解する事で無害化します。この酸化触媒プロセスは、1970年代の販売開始以降、国内外で500を超える納入実績があります。
数多くの白煙除去装置の設置実績から得たノウハウを基に、目視不能になるまでの白煙除去を実現します。SUS・チタン・FRP・PFA・PVDFなどあらゆる耐食材料での対応も可能。電気集塵機に比べて、イニシャル・ランニングコストを大幅に低減できるのもポイントです。
ダクト配管の簡単な改造で設置できる簡易型ミスト除去装置です。配管内に発生する凝縮したミストの再飛散防止や、プロセスの装置間のミスト除去目的に開発されました。大幅な装置の改造をすることなく簡単に設置することが可能で、メンテナンス時や洗浄が必要な時には、別途洗浄ユニットを設置することで洗浄メンテナンスを容易にします。
某工場の、VOCや水銀・硫化物・塩素などを含む廃ガスを処理して有益なガスを回収する設備において、これまでは最終製品に不純物が残る状態で、トラブルの要因となっていました。 ハイポテックでは、確かな性能を発揮しつつ効率的な熱利用を行うプロセス設計と、設備を安定稼働させるための制御設計を含めた多段式吸着設備と触媒酸化設備を導入したことで、要求されたスペックを十分に達成・維持することができています。
某化学会社では、
・濃度が高いため汎用スクラバーでは処理能力が不足する。
・複合ガスではスクラバーの除害能力が推定出来ない。
・耐食性のある材質選定が必要。
等の要因が原因で、適した排ガス処理装置の導入が困難でした。
ハイポテックでは、複合ガスに適応した計算に基づくスクラバーを設計し、本体材料にカーボン繊維(FRP)を採用することで耐食性とコストを両立。また、スクラバーを通すと白煙が発生すると予見し、あらかじめ白煙除去装置が一体となったユニット装置を導入し、顧客が期待される性能を問題無く達成できています。
臭素ガスは水に吸収されにくく、簡単なスクラバー設備では除害しきるのが困難でした。 また、腐食性が高い為、設備の材質にも考慮する必要があります。
ハイポテックでは、難易度の高い多くのハロゲン化物(塩素、臭素、フッ素、ヨウ素)の除害スクラバーを設計・製作した長年のノウハウにより、臭素タンクのタンクベントから排出される臭素ガスを除害する臭素スクラバーの開発に成功しました。
社名 | 株式会社ハイポテック |
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所在地 | 東京都中央区八丁堀3-22-13 PMO八丁堀ビル6階 |