エア・ガシズ・テクノスは、蓄積された排ガス処理技術により、乾燥脱臭装置や排ガス処理装置の製作、販売実績が豊富です。会社や開発した排ガス処理装置の特徴、スペックなどについて紹介します。
エア・ガシズ・テクノスは、旧大阪酸素工業株式会社の一部門として、1972年の創業から今日に至るまで、およそ1800台以上(2017年時点)の乾燥脱臭装置及び各種排ガス処理装置を製造しています。
産業ガス事業で培った技術をベースとして、人と地球に快適なシステムを提供。2014年に事業譲渡により、株式会社インターアクショングループの一員としてリスタート。この間、顧客満足度を向上させるためのマネジメントシステム規格であるISO9001を2000年に取得しています。
エア・ガシズ・テクノスは、長年蓄積してきた排ガス処理環境技術により、地球環境に配慮した排ガス処理装置の開発に努めています。
印刷関連機器の製造販売や機械器具設置工事なども手掛けているため、現場の排ガスに関する課題にも精通。直接燃焼、触媒燃焼、蓄熱燃焼、濃縮排ガス処理など、さまざまなラインナップで条件や用途に合わせた排ガス処理装置を選ぶことができます。
排ガス処理は、除害すべき物質や対応方法によって、適した装置が変わってきます。そんな時に会社や排ガス処理装置をどう選べばいいのか、具体例と共に解説します。
触媒燃焼式排ガス処理装置は、高い燃焼、脱臭効果を発揮することができ、印刷、塗装、化学、樹脂加工、食品工業などの現場で発生する悪臭や有害物質を除去することが可能です。白金系触媒を使用するため、窒素酸化物などの発生がなく二次公害の心配がいりません。都市ガスやLPGを燃料としますが、触媒を使用することにより低燃費を実現することができます。
対象ガスの成分を選ばない直接燃焼式排ガス処理装置です。600℃~800℃の高効率燃焼炉において直接燃焼することにより、アンモニアや硫化水素など広範囲の臭気物質を処理することが可能。熱交換器で廃熱を回収することにより、処理後の排気を冷暖房に利用することもできます。
徹底的に低ランニングコストを追求した蓄熱式排ガス処理装置。熱交換器にセラミック製蓄熱材を採用することで、燃料コストを抑えながら排ガスを酸化処理することが可能です。グラフィックディスプレーによる監視システムや二重のインターロックなど、安全、安心への配慮もなされています。
ロータリー濃縮装置により、低濃度かつ大風量の排ガスを15倍程度まで濃縮して高濃度化、小風量化して処理する濃縮式排ガス処理装置です。燃料の低ランニングコスト化を図ることができるだけでなく、コンパクト化を実現しているため設置スペースを有効に使用することもできます。
社名 | 株式会社エア・ガシズ・テクノス |
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所在地 | 東京都台東区台東4-27-5(秀和御徒町ビル6F) |