駒沢工業は、東京羽田に本社を置く各種機械装置・プラント装置の製造会社。排ガス処理装置の他にも、風力式低温水切り乾燥装置や脱脂洗浄機、K-R多目的メッキ実験装置など、様々なプラントからニーズのある各種機械・装置を製造しています。ここでは、駒沢工業の特徴や排ガス処理装置の種類などについて詳しくご紹介します。
昭和42年に創業した駒沢工業株式会社。創業以来、一貫して「自然を利用した技術」「人にやさしい技術」「地球環境にやさしい技術」をモットーに、時代のニーズに応じた様々な機械設備・装置を製造してきました。
スタートは表面処理設備の製造メーカーでしたが、以後、取引先からの要請に応える形で隣接分野へと事業を拡大。現在では、排ガス処理設備、洗浄・純水装置、局所排気装置、めっき乾燥設備など、各種プラントに設置する様々な機械・装置を製造する会社として活躍中です。
各種機械設備の製造の中でも、特に力を入れている分野の一つが排ガス処理装置の製造。実に30年以上も前から、駒沢工業は排ガス処理装置の製造を専門的に行ってきました。
同社の排ガス処理装置に対する信念は、「ただ設置していれば良いというものではない」「設備が大きければ良いというものではない」の2つ。実際にプラント現場を確認し、過不足のない適正な設計を行ったうえでクライアントに企画を提示するスタイルです。
排ガス処理は、除害すべき物質や対応方法によって、適した装置が変わってきます。そんな時に会社や排ガス処理装置をどう選べばいいのか、具体例と共に解説します。
処理が必要な有毒ガスに対して液体を接触させ、ガスから有毒性を抜く装置です。対象となる有毒ガスの種類に応じ、水、希硫酸水、苛性ソーダ水溶液など、様々な種類の液体が用いられます。装置の外観から「洗浄塔」と呼ばれることがあります。
アルマイト処理排ガス処理スクラバーと同様に、液体によって有毒ガスを無毒化させる排ガス処理装置。上記の装置と原理は同じですが、駒沢工業では、プラントの状況に応じた最適な装置を個別で提案・製造しています。
汚泥処理プラントから発生する排ガスに対しても、液体でガスを無毒化させる装置が有効です。ユーザーのニーズやプラントの状況等に応じ、オーダーメイドで排ガス処理装置を製造しています。
プラントから排出される「悪臭」を、活性炭吸着法で除去するための設備。近隣住民と好ましい関係を築き、地元企業としていつまでも応援してもらうためには、企業イメージをダウンさせるプラントからの「悪臭」を徹底して取り除くべきでしょう。
クローム酸などのように、霧状で排出される酸・アルカリミストの処理をしたいというプラントに対し、駒沢工業は乾式のミスト処理装置を推奨しています。同社の独自採用による特殊エリミネーターブレードの効果で、99.9%(公称値)以上のミストが処理されます。
社名 | 駒沢工業株式会社 |
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所在地 | 東京都大田区本羽田2-12-1 テクノWING506 |