オリエンタル技研工業は、研究施設・設備に関する機器の開発や製造を手掛ける会社です。会社の特徴や研究施設で発生する排ガスを処理する装置の特徴などについて紹介します。
オリエンタル技研工業は、「幸せな未来を創造するひらめきの瞬間のために。」をビジョンに、豊富な経験に基づく専門技術力で事業拡大を続けています。主な事業は、研究施設の設計、研究施設のリノベーション、研究設備機器の開発・製造などの研究施設・設備の総合エンジニアリング。
国内ラボの研究者の行動に働きかけられる建築や空間、設備、イノベーションカルチャーの構築にも挑戦。快適で安全、そしてセンスが光るラボを提供しています。
オリエンタル技研工業では、研究施設から排出される有毒ガスを効率的に処理するための排ガス洗浄装置を開発、製造しています。ガス処理の方式は大きく分けて乾式と湿式。
乾式スクラバーは、高いガス浄化性能を備えているだけでなく、景観にも配慮した外観と省スペース化を実現しています。一方、湿式スクラバーは、塩酸や硝酸などの酸性ガスを効率よく処理することが目的です。用途や設置場所などに応じて、多彩なラインナップが揃っていることも特徴と言えるでしょう。
排ガス処理は、除害すべき物質や対応方法によって、適した装置が変わってきます。そんな時に会社や排ガス処理装置をどう選べばいいのか、具体例と共に解説します。
AMVSマルティベンチュリースクラバーは、ベンチュリ―、充填塔、ダストショッカーの3段階の洗浄方式により優れた除去効率を実現する排ガス処理装置です。圧力損失を極力抑えられる構造になっているため、モーターの商品電力や騒音を抑えることが可能。省スペース設計で設置場所も選びません。
※型式AMVS-10
DSF乾式スクラバーは、ガスの種類に合わせて専用のフィルターを搭載することができるため、不溶性ガス、臭気ガス、有機溶剤、全てに対して優れた除去能力を発揮できます。ファン内蔵型のため低騒音で、シンプルな構造のためメンテナンスも容易です。
※型式DSF-58
FRP製ガススクラバーは、洗浄塔、排気ファンがFRPまたはFRPP製であるため、耐候性、耐薬品性に優れていることが大きな特徴です。ゲルコート仕上げにより、製品を保護しながら美観を高めることも可能。完成品搬送が可能であるため、現地で煩雑な組立施工をする必要がありません。
※型式OTRS-HS25
白煙除去ユニットは、塩化アンモニウムヒューム、発煙硫酸、塩酸フォグといった通常のスクラバーでは対応が困難な白煙除去を可能にしてくれます。不規則なブラウン運動で移動する微細な白煙、ミストであっても確実にフィルターで捕集することが可能です。
社名 | オリエンタル技研工業株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区神田錦町2-9 コンフォール安田ビル |